最近では、「理系に進んでくれたらいいな~」と考えている親御さんも増えてきているのではないでしょうか。
私自身、理系学部出身ということもあり、息子には(理系文系どちらに進むかに関わらず)理系の科目が好きになって欲しいな~という思いはあります。
そのために実践していることやおすすめの理系好きにつながる習い事を紹介していきたいと思います。
目 次
理系好きに育てるメリット
理系好きに育てたい!という親御さんも増えてきていると思います。私が考える理系好きに育てるメリットについて解説していきたいと思います。
論理的思考が身に着く
2020年に小学校プログラミング教育が導入されて以来、『論理的思考』という言葉をよく聞くようになったと思います。
プログラミングには論理的思考ができることが必要になってきます。それは、プログラミングに限らず、議論を交わす際や物事を達成するための工程を考える際でも必要だと思います。
そういった力をつけるためには、理系科目への親しみの深さによるものがあるかと思います。感覚で物事を捉えない理系科目に好んで取り組むことで論理的思考が深まるように感じます。
選択肢の幅が広がる
理系科目が得意かそうでないかで、進む道への選択肢の量が変わってくると思います。
ここでの話は、大学の工学部や理学部と言ったバリバリの理系と言う意味ではありません。
大学共通テストでは、国立大学に行こうと思えば当然文理問わず数学あり理科があり社会があると思います。理系が苦手とすることで選択肢が減ってしまう可能性があります。
理系科目は、自分のいる環境などによって苦手と思い込んでしまうことがあるように思います。そういった状況になることは、非常にもったいないと思います。
まずは、そうならないように理系への親しみ感を持たせてあげることが大切かと思います。
理系の学びは文系でも必要
昔は理系は理系、文系は文系という意識が強かったと思いますが、文系であっても理系の思考が必要である時があります。
論文を書く時も、感覚で書くのではなく一つ一つ組み立てながら書きあげると思います。その時に必要な論理的思考です。文系こそ論理的思考が必要かもしれません。
この子は算数が苦手だから文系!だから理系科目はいらない!としてしまうとあまりにももったいないと思います。
子供を理系好きに育てるための日常の工夫
私自身、大学は工学部出身で息子も算数や理科が好きです。日常の中でできる限り理系好きになる工夫をしてきました。
その日常の工夫をシェアできたらと思います。
子供の「なぜ?」に付き合う
日常の中に理系に繋がるものがたくさん溢れています。子供が「なんでこれは○○なの?」と聞いてきた時に、しっかり向き合うことが大切ではないかと思います。
わかるものは答えてあげたり、わかったふりをしながら一緒に考えてみたりする。わからないものに対しては、一緒に調べることです。
子供の「なぜ?」に対して、どれだけ一緒に考えたかでその後の興味に左右するように感じます。
図鑑はすぐ取れる場所に並べておく
今や図鑑はどの家庭にでもある必須アイテムではないでしょうか?但し、その使用頻度はご家庭によりけりかと思います。
一つ前で解説した一緒に調べることをするということが大切です。親がまず図鑑を広げて眺めたり、調べたりする姿を見せると、そのうち子供自ら調べたりするようになります。
何かわからないことがある時に図鑑を見ればわかる!という回路を作ってあげます。そのためにも、図鑑すぐに取れる場所に置いておくことが必要かと思います。
ピザを食べる時も学びのタイミング
日常の中で算数に触れ合うタイミングはたくさんあると思います。一番わかりやすいのが、ピザを食べる時です。ピザを食べる時は必ず分数をセットにしてください!
こんなにも分数のことを説明しやすいタイミングはないくらいの絶好のチャンスです。
日常のなじみのあるもので、算数を説明すると理解が早いと思います。教科書で文字をおっかけながら説明を聞いてもなかなかピンとない場合でも、実際に目でみて体感するだけで理解度がぐんと上がることもあると思います。
ピザと分数だけでなく、日常の中の形や回転した角度など算数が溢れています。
科学館や博物館を利用する
科学館や博物館はかなりおすすめです!特に科学館は子供の興味をそそる仕掛けがたくさんあります。
ボタンを押すと装置が起動したり、体感できたりするような科学館もあると思います。
目で見て、体感することから子供の興味はぐっと湧くと思います。場所によっては、1日楽しめるところもあると思うのでおすすめです。
ブロックやパズル玩具を楽しむ
おうちで楽しめる知育ブロックや知育パズルなどはおすすめです。幼児期の終わり頃から楽しめる頭を使うような知育パズル系がおすすめです。
我が家では、ロンポスやラッシュアワーやアルゴなどかなり考える必要のある知育パズルを楽しんでいます。
これらのパズル系玩具は思考錯誤の繰り返しであらゆるパターンを試していきながら達成していくものが多いので、嫌でも論理的思考力が身に付くように思います。
理系好きに育てるのにおすすめの習い事3選
理系好きに育てるためにおすすめしたい習い事を解説していきます。
プログラミング・ロボット教室
理系脳を育てるためにまずおすすめしたいのが、プログラミング・ロボット教室です。最近、オンライン・オフラインともに教室が増えてきていると思います。
オンライン教室が多いのもプログラミング教室の強みなので、どんな場所からでも受講することができることがポイントです。
プログラミングはPCを使っていくらでも思考錯誤ができるので、のめり込む力が強いと思います。それだけ理系脳を育てるには、おすすめの習い事だと思います。
習い事をするにはハードルが高い!という方には、アプリ学習もおすすめです。ソニーの学習アプリ「ロジックラボ」は、計算力や空間認識力などを楽しみながら高めていくことができます。
科学実験教室
次におすすめしたいのが、理科や科学の実験教室です。実験教室も最近ジワジワと増えてきていると思います。
我が家の息子も科学実験教室に通っています。教科書で習ったりすることを、実際に実験したりすることで興味が増大するように思います。
教室によっては様々な実験をすることができるので、好奇心旺盛なお子さんにはおすすめです。
また、オンラインで理科の実験教室を受講できるのがまなぶてらすです。自宅にいながら実験をしながら科学を学ぶことができます。
将棋教室
昔からある論理的思考のできるものと言ったら将棋だと思います。なかなかなじみのない人からするとハードルの高いものに感じますが、今はどうぶつしょうぎなど子供が興味を持ちやすいように作られた将棋も販売されています。
我が屋でもどうぶつしょうぎを購入して楽しんでいました。それまで私自身将棋をしたことがなかったのですが、奥が深くて面白いです。
将棋教室もなかなかおすすめです。中には、どうぶつしょうぎに特化した教室もあったりするので、最初はそういったところから試してみるのもいいのではないでしょうか。
◆将棋の1日教室など多彩なまなびが単発でできるギフテがおすすめ!
子どもにワクワクの学び体験を!
この記事のまとめ
理系につながる習い事を紹介してきました。実際に息子が通っている実験教室などもなかなかできない体験ができたりするのでおすすめです。
どんな習い事もお子さんによって向き不向きがあると思うので、体験などを受けてみて興味をもちそうならば、どんどんトライしてみてもいいのではないでしょうか。