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ふくしま式「本当の国語力」を徹底レビュー!基礎固めにおすすめ

ふくしま式「本当の国語力」を徹底レビュー!基礎固めにおすすめ

いつからなのか?何故なのか?国語の苦手苦手意識が強化されていませんか?私自身もそうでしたし、息子もいつのまにか「国語が苦手!」と言うようになっています。

算数のようにはっきりとした「答え」がないのが大きな理由ではないかと思います。

しかし、実は国語はほとんどの人が思っているような感情であったりふわっとしたような教科ではないのです!むしろ論理的な教科なのです。

それを教えてくれたのが、『ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集』です。全力でおすすめしたいテキストの一つです。

 

『「本当の国語力」が驚くほど伸びる本』との出会いで国語の概念が変わった!

私自身、学生時代は数学や理科の方が得意で、国語がとにかく苦手でした。明確な答えがある理系科目に比べて、国語は「感情」であったり「ふわっとした雰囲気」のようなものに思えていました。

息子にはその苦手意識を持ってほしくない!と思いながら子育てしていたのですが、いつしか「国語が苦手!」と言うようになりました。

「国語が苦手!」というお子さんて少なくないような気がするのは私だけでしょうか。ここまで多くの方が「国語が苦手!」ということは、根本的に何かが間違っている?

そのことに気づかせてくれたのが、「本当の国語力」が驚くほど伸びる本 偏差値20アップは当たり前! [ 福嶋 隆史 ]です。

この本は、 この記事で紹介する『ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集』の著者である福嶋先生の書かれた本になります。

国語という教科は、「センスのある子」や「読書好きの子」のようにある程度の決まった要素で得意不得意が決まるものだと思っています。しかし、実はどの教科よりも論理的であるというのです。

「言いかえる力」、「くらべる力」、「くらべる力」の3つの力が柱になってきます。本には、この3つの力の具体的内容が詳しく書かれています。よくよく考えてみると説明の上手な人の話し方などを思い返すと、この3つの力を積み重ねて成り立っているように思ったのです。

「なるほど、確かに!」と思うと同時に、私自身が高校生の頃にこの本と出会いたかった!と心底思うほどでした。

 

『ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集』のレビュー

福嶋先生の著書で国語は論理的な教科であることを知り、早速本屋さんに行ってふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集[小学生版ベーシック] まずは、ここからスタート! [ 福嶋隆史 ]を購入しました!

いくつかシリーズがあるのですが、入門編の位置づけであるベーシックから始めることにしました。

3つの力を順にトレーニングしていく内容

福嶋先生の著書にあったように、この問題集でも「言いかえる力」、「くらべる力」、「くらべる力」の3つの力を柱にトレーニングをしていく内容になっています。

この3つの力は、一見簡単そうに見えるのですが、国語力を鍛えるという意味ではしっかりと取り組まないと差がつくと思います。

例えば、「言いかえる力」とは具体と抽象の概念を理解できているかということです。具体と抽象も、いかに物事を階層構造で捉えられるかが鍵になります。すぐにできるのではなく、トレーニングが不可欠な部分だと思います。逆に言えば、トレーニング次第でしっかりと身に着くように感じています。

また、「くらべる力」に関しても、ただただくらべるだけならば簡単です。しかし、くらべると言っても、何を軸にしているかによって変化するということを理解しておくことが重要なのです。

 

小学校低学年からでも高学年からでも始められる

対象は小学1~3年生となっています。最初の問題などは、とてもわかりやすく小学校入学間もないお子さんでも取り組めるような内容です。

では、高学年には向いていないのか?そんなことはないです!実際に小学校高学年の基礎固めにもおすすめと書かれています。

我が家も小学5年生から取り組み始めました。最初はやさしい問題ですが、進むにつれて難易度も上がってくるので、高学年だからと言って簡単すぎる!と言ったことはないです。

何年生からでも気になったのであれば、取り組んでみることをおすすめします。

 

我が家の取り組み方

ご家庭によってテキストなどの取り組み方は様々だと思います。1日に取り組む量やいつ取り組むのかなど。

我が家の『ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集』の取り組み方を紹介していきます。

このテキストは書き込み式でだいたい見開き2ページで区切りになっています。1日どれくらい取り組むかを決めて、机に向かって黙々と取り組むのありだと思います。

しかし、我が家は一切書き込みません。というのも、子供に問題を音読させて、その場で考えて口頭で回答していきます。なので、鉛筆を一切使わずに終わらせています。

これには理由があります。元々、「国語が苦手!」と言っている子供にテキストを渡して〇ページやりなさい!と言ってもなかなか進まないと思います。なので、あまり勉強しているという状態よりも会話を交わしながら進めるためにこの方法を取っています。

親の手間は増えますが、お子さんのタイプによってはおすすめできる取り組み方だと思います。

 

効果とおすすめしたい理由

ふくしま式のテキストの効果は?というのが一番気になるポイントだと思います。

我が家の息子は中学受験をするでもなく、塾に行ったり模試を受けたりなどもしていないので、成績が向上したとわかる目安が学校以外にありません。

学校の成績はというと、小学校の国語のテストです。授業でしっかり聞いておけば、、、という内容なので、そもそもそこまで成績として問題はなかったのが正直なところです。

今の時点で目に見えて効果が出ました!ということはないです。

しかし、親である私は今の積み重ねが中学高校での伸びしろを作っていると思っています。その理由は、、、

  • 3つの力が国語力の基礎を作っていると感じるから
  • 長文問題ではなく取り組みやすい問題構成になっている
  • 日常生活では得られない語彙力を高めることができる
  • 問題に日々取り組み音読するだけでも基礎力強化になる

3つの力が基礎になることを私自身感じているからこそ、このテキストに取り組む大きな理由になります。さらに、普段の日常では出てこない語彙が出てきます。そういった語彙は意図的に取得していかないとなかなか増えてきません。そして、問題文を音読するだけでも基礎力強化につながると思います。取り組む子とそうでない子の差は出ると思います。

 

この記事のまとめ

『ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集』を紹介してきました。小学生の息子が取り組むテキストで1,2を争うくらい良かったテキストだと思います。

いきなり国語の読解問題に取り組むとなると親も子も構えて時間を取って机に向かってとなりがちですが、このテキストは気軽に1日2ページづつくらいで取り組むでOK!

勉強するぞ!というよりコミュニケーションの一つとして取り組んでみるのもおすすめです。