小学生向けの通信教育もタブレット学習が主流になりつつあります。そこで、おすすめのタブレット学習の通信教育を紹介していきたいと思います。
各通信教育ごとで、特色も異なります。端末をどのように準備するのかも異なってきます。
その点に着目して解説していきます。
目 次
小学生におすすめのタブレット学習の通信教育
小学生の通信教育で、タブレットやPCを使った学習ができるものを解説していきます。
進研ゼミ チャレンジタッチ
進研ゼミのチャレンジタッチでは全ての内容を専用タブレット1台で行います。
漢字や計算も一人で取り組めるように工夫が施されています。丸つけも自動で行ってくれるので、お子さん一人で完結することができます。
AIがお子さんそれぞれに合った学習プログラムを立ててくれるので、ペースに合った学びができるのが特徴です。
楽しみながら家庭学習を進めたいという方におすすめです。
◆進研ゼミの公式サイトを確認する
進研ゼミ
対応学年 | 小学1年生~小学6年生 |
対応教科 | 国語・算数・理科・社会・英語 ※学年により異なる |
使用端末 | 専用タブレット購入(時期、条件によってはタブレット代金が0円になるキャンペーンあり) |
支払い方法 | 1か月、6か月、12か月 |
受講料金 | 2,980円~(学年、支払い方法等によって変動) |
Z会
Z会にもタブレットコースがあります。専用端末ではなく、お手持ちのタブレットを使っての学習になります。
Z会の特徴は、その子に合わせた学習です。学習の成果を即時反映して、次に出す問題を基礎的な問題にするのか応用・発展問題を出すのかを判別していきます。
自分に合ったレベルの問題に取り組めます。
また、図形などの問題は動画アニメーションならではの表現で理解しやすい工夫が施されています。
学校の学びのプラスαとして取り組みたい方におすすめです。
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対応学年 | 小学1年生~小学6年生 |
対応教科 | 国語・算数・理科・社会・英語・経験学習など ※学年により異なる |
使用端末 | お手持ちのタブレットとタッチペン |
支払い方法 | 1か月、6か月、12か月 |
受講料金 | 3,344円~(学年、コース、支払い方法等によって変動) |
RISU算数
RISU算数は算数に特化した通信教育です。無学年制を採用しているので、自分のペースで学びを進めていけるのが特徴です。
算数に特化していると聞くと、すごく難しいと想像されがちですが基本的はテンポよく解いていくことも大切にしているので安心していいと思います。
但し、時折難問が織り交ぜられるので、ただただ単調に問題を解いていくだけでは終わらせくれないのがRISU算数です。
◆RISU算数の公式サイトを確認する
RISU算数
対応学年 | 小学1年生~小学6年生 |
対応教科 | 算数 |
使用媒体 | 専用タブレット(無料) |
支払い方法 | 1か月 |
受講料金 | 2,948円~(学習進度によって利用料金が加算されます) |
すらら
すららは無学年制を採用したタブレット学習教材です。遡って復習することも可能ですし、先取りすることも可能です。
また、つまづきの原因も分析してその子自身にあった学習計画を立ててくれるのが特徴です。
◆すららの公式サイトを確認する
すらら
対応学年 | 小学1年生~小学6年生(無学年制) |
対応教科 | 国語・算数・理科・社会・英語 |
使用端末 | お手持ちのタブレット、PC |
支払い方法 | 1か月、4か月 |
受講料金 | 8,228円円~(教科、支払い方法等によって変動) |
スタディサプリ
スタディサプリは高学年向けのweb動画による通信教育になります。これまでの通信教育に比べるとオンライン活用と言ったものになります。
内容としては、苦手克服から先取り学習までそれぞれのペースに合わせて学習できるのが特徴です。
苦手と思う単元は繰り返す復習することも可能です。
◆スタディサプリの公式サイトを確認する
スタディサプリ
対応学年 | 小学4年生~小学6年生 |
対応教科 | 国語・算数・理科・社会 |
使用媒体 | web動画を視聴できるPC、スマホ、タブレット |
支払い方法 | 1か月、12か月 |
受講料金 | 2,178円(小学4年生から高校3年生までの授業が見放題) |
タブレット学習のデメリット
タブレット学習のデメリットについて解説していきます。
通信教育によっては端末を準備しなくてはならない
ここまで紹介してきた通信教育によっては、お手持ちのタブレットやPCで対応できるものや専用端末を購入するもの無料のものなどあります。
自宅のタブレットで学習を行いたいという方もいれば、専用のものを使うほうが安心という方もいるかと思います。
どちらにせよ、端末の準備が必要になってきます。
答えがすぐわかるので熟考する機会が減ってしまう
タブレット教材の場合、さくっと答えて自動採点までしてくれます。
そうなると、これまで紙教材であれば時間をかけてじっくり悩んでいたところを、さくさくっと答えまでいってしまうことがあります。
じっくり熟考する時間が減ってしまう可能性があります。
勉強と遊びのメリハリがつきにくくなる恐れがある
タブレットなどのデジタルツールは子供の興味を刺激して積極的に使える工夫がされています。それは、いい面と悪い面があります。
積極的な学びにだけつながるといいのですが、学習以外の遊びに興味が湧いてしまうことがあります。
スマホを長く見てしまうのと同じで、タブレットだと他のものへの興味が湧いてしまう恐れがあります。
タブレット学習のメリット
タブレット学習のメリットについて解説していきます。
採点は自動で行ってくれる
学校の宿題にしろ、紙学習の通信教育にしろ大変なのが丸つけです。特に低学年の間は、親への負担となります。
それがタブレット学習の場合は、自動で採点してくれます。
これは、タブレット教材の最大のメリットと言えると思います。
子供に合った学習ペースで学べる
ここまで紹介してきた通信教育の解説でも書きましたが、タブレット学習の場合、子供それぞれに合わせた学習ペースで学ぶことができます。
これまでは、一律で今月はこの内容を学ぶというやり方でしたが、人それぞれの得意と苦手に沿った内容を提示してくれるのがタブレット学習の強みでもあります。
動画ならではのわかりやすい解説
タブレット学習では、紙教材と違って動画を使ったわかりやすい解説があることです。
例えば、算数の図形の問題です。立体などを扱う問題などは、動画などのアニメーションで見ることで理解のしやすさが違ってくると思います。
こういった部分がタブレット学習の強みです。
学習進度が一目でわかる
タブレット学習では、学習した内容が記録されていくので進度が一目でわかります。
紙教材だといちいちテキストを開いて、ここはやった!ここはやってない!という風に確認しなければなりませんでした。
どの教科をどれだけ取り組んだというのもわかるので、教科の偏りをなくせるのもポイントです。
お子さんに合わせた学習方法を選択!その時々で変更するのもOK
どんなものにでも言えることですが、タブレット学習にもメリット・デメリットがあります。
タブレット学習の方が、学習習慣をつけやすいというお子さんもいらっしゃると思います。
一方で、しっかり考えて取り組んで欲しいという思いで紙学習の方が向いているというお子さんもいらっしゃると思います。
それぞれに合ったものを選択をし、かつその時々で臨機応変に変えるというのも大切です。
この記事のまとめ
学校でもタブレットが配布されて、デジタルを用いた学習が浸透しつつあります。通信教育もタブレットで学習することが当たり前になりつつもあります。
どういった学びをしたいのか、どんな風に学びたいのかを見極めてお子さんにあった通信教育が見つけることが大切だと思います。