中学生になると学習に対する意識が上がってきているお子さんが増えてきていると思います。塾に通うお子さんもいれば通信教育で対策するお子さんもいると思います。
Z会中学生向けコースは授業内容に合わせた内容はもちろん、定期テスト対策・高校受験に向けた取り組みなどカバーされています。
※Z会中学生コースは紙学習とタブレット学習から選ぶことができます。しかし、紙コースは2024年度で終了となります。この記事では、タブレットコースを中心に解説していきます。
- 難易度の高い内容に取り組みたい
- 質の高い映像授業で理解を深める
- 英語のオンラインスピーキングを受講できる
- 教科を選択して受講したい
- オープンカリキュラムで予習・復習ができる
- 添削指導をしてもらえる
あらゆるニーズにこたえてくれるZ会中学生向けコース。難易度の高い問題があったり、添削問題などもあり、学習意欲が高いお子さんにおすすめです!
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目 次
Z会中学生コースの概要と受講料金(2024年度)
Z会中学生向けコースの主な基本情報になります。これまでは紙コースとタブレットコースがありました。2024年度に関してはどちらかを選択することができますが、紙コースが2024年度をもって終了します。2025年度以降はタブレットでの学習での提供となります。
Z会中学生コースの特徴として、セット受講だけではなく一教科からの選択受講も可能になっています。そのため、受講する教科、コース、学年などによって料金が変動します。
また、支払い方法によっても異なります。毎月払い、6か月一括払い、12か月一括払いの3種類から選ぶことができます。6か月一括払いの場合は毎月払いよりも5%、12か月一括払いの場合は毎月払いよりも15%お得になります。
運営会社 | 株式会社Z会 |
対象学年 | 中学1~3年生 |
対応教科 | 国語・数学・理科・社会・英語 セット受講はもちろん、一教科からの選択受講も可能 その他にオプション教科で作文もあります |
教材 | タブレット教材、紙教材 |
その他のサービス | ・添削問題 ・オンラインスピーキングを受講の選択をできます |
タブレットコース
タブレットコースでは、専用のiPadもしくはお手持ちのiPadとデジタルペンシルを使った学習になります。
講師による映像授業、演習問題、添削問題で構成されています。1か月に設定されている学習量は1教科あたり8コマになります。5教科×8コマなので、1日あたり2コマづつ進めていくと1か月で終わるように設定されています。
タブレットコースの受講料金ですが、セット受講の場合は5教科全てを受講します。1カ月あたり2,000円のセット割引が適用されます。さらに、英語に関して本科英語とAsteria英語によって価格が異なります。
セット受講 | 本科英語 オンラインスピーキング有 |
本科英語 オンラインスピーキング無 |
Asteria英語 | |
中1生 | 12ヶ月一括払い | 10,240円 | 9,560円 | 10,240円 |
毎月払い | 12,400円 | 11,600円 | 12,400円 | |
中2生 | 12ヶ月一括払い | 8,965円 | ― | 9,764円 |
毎月払い | 10,900円 | ― | 11,840円 | |
中3生 | 12ヶ月一括払い | 11,430円 | ― | 11,736円 |
毎月払い | 13,800円 | ― | 14,160円 |
※全て税込価格・一か月あたりの月額料金
※中2・中3の英語はオンラインスピーキング選択の有無で講座料金の変更はありません
受講したい教科だけを選択するのが単科受講です。本科(国、数、英、理、社)とAsteria英語と専科作文などがあります。1教科あたりの受講料金になります。
単科受講 | 本科 オンラインスピーキング有 |
本科 オンラインスピーキング無 |
Asteria英語 | 専科作文 | |
中1生 | 12ヶ月一括払い | 2,992円 | 2,312円 | 2,992円 | 2,975円 |
毎月払い | 3,520円 | 2,992円 | 3,520円 | 3,500円 | |
中2生 | 12ヶ月一括払い | 2,193円 | 2,720円 | 2,992円 | 2,975円 |
毎月払い | 2,580円 | 3,520円 | 3,500円 | ||
中3生 | 12ヶ月一括払い | 2,686円 | 2,992円 | 2,975円 | |
毎月払い | 3,160円 | 3,520円 | 3,500円 |
※全て税込価格
※一か月あたりの月額料金
テキストコース
テキストコースでもタブレットコースと同様に、セット受講をするのか単科受講をするのかを決める必要があります。セット受講は5教科全てを受講します。1カ月あたり1,500円のセット割引が適用されます。
テキストコースでは進学クラスと特進クラスがあります。中学1、2年生は同じ金額ですが、3年生はクラスにより異なります。
セット受講 | 進学クラス | 特進クラス | |
中1生 | 12ヶ月一括払い | 14,990円 | |
毎月払い | 17,990円 | ||
中2生 | 12ヶ月一括払い | 13,375円 | |
毎月払い | 16,000円 | ||
中3生 | 12ヶ月一括払い | 17,795円 | 20,005円 |
毎月払い | 21,200円 | 23,800円 |
※全て税込価格
※一か月あたりの月額料金
受講したい教科だけを選択するのが単科受講です。本科(国、数、英、理、社)と専科作文などがあります。1教科あたりの受講料金になります。
セット受講 | 進学クラス | 特進クラス | 専科作文 | |
中1生 | 12ヶ月一括払い | 3,298円 | 2,975円 | |
毎月払い | 3,500円 | 3,500円 | ||
中2生 | 12ヶ月一括払い | 2,975円 | 2,975円 | |
毎月払い | 3,500円 | 3,500円 | ||
中3生 | 12ヶ月一括払い | 3,859円 | 4,301円 | 2,975円 |
毎月払い | 4,540円 | 5,060円 | 3,500円 |
※全て税込価格
※一か月あたりの月額料金
Z会中学生コースを受講した体験談からの口コミ
幼児・小学生から受講していたZ会。中学進学に向けて受講するか悩みました。中学生となれば通塾なども考えます。我が家の答えとしては、ひとまず中学1年生の4月からはZ会の中学生タブレットコースを受講することにしました。
実際に受講した体験談からの口コミです。
わかりやすい講師陣の映像授業は塾並み
Z会中学生タブレットコースでは、映像授業を中心に理解を深めていきます。5教科全ての映像授業を受講してみましたが、とにかくわかりやすいです。
小学生の時はテキストだったのですが、中学生になると文字だけで理解するのは難しいように思います。映像であれば、塾に行っているような感覚で勉強を進めることができます。
また、映像自体も1回分が短く、都度演習問題を行って理解しているかを確認していくという進め方になっています。
授業を行う講師の先生方のレベルが高いというのもあると思いますが、教える内容に無駄がなくちょっとしたテクニック的なことも教えてくれます。まさに塾のような感覚です。
映像授業のの実際の様子は公式サイトから見ることができます。
実際の学習の進め方については下記の記事を参考にしてください!
添削指導があります
他の通信教育ではなかなかないのが「添削指導」です。塾と通信教育の大きな違いは、フィードバックの有無になると思います。これまでの通信教育は自己完結していかなければなりませんでした。しかし、Z会は添削指導を取り入れることで、指導を受けることができるのです。
添削指導の内容は、答えが合っているかどうかよりも、考え方が合っているかを確認します。今後、どのように解答していけば得点に繋がっていくのかなどを指導してくれます。
さらに、小学生の頃のテキストコースの場合は1か月に1回まとめて添削問題がありましたが、中学生コースでは1か月の中に必要なタイミングで都度添削問題があるので、より一層取り組みやすいと感じています。
オンラインスピーキング付きの英語
小学生コースの頃から受講していた英語。Z会の英語の魅力の一つは月1回受講できるオンラインスピーキングです。
インプットして問題などを解いたりするのもとても大切なのですが、やはり英語なのでアウトプットの機会も、とても大切と考えます。特に、東京都の都立高校入試ではスピーキングテストが実施されています。そういったものへの場慣れ感なども培えると考えています。
中学生になると年齢的に恥ずかしさなども出てくる時期です。特に英語はできても恥ずかしさでスピーキングを思うようにできないとなると勿体ないです。そういう意味でも、中学生になったタイミングでオンラインスピーキングを始めることをおすすめします。
オンラインスピーキングの実際の様子は公式サイトから見ることができます。
Z会の良質な問題
小学生コースからひしひしと感じているZ会の良質な内容や問題。学校の内容に沿っていることは大前提ですが、プラスαな内容を求めている人にとっては最良な通信教育と思います。
淡々と繰り返し特訓していくようなものではなく、子供に思考させるような問題が盛り込まれています。目の前の短期的な結果というよりも長期的に見て成長できる内容が多いと感じます。
オープンカリキュラムで予習・復習・振り返りをいつでもできる
小学生までは紙のコースで受講していました。学校名を登録しているので、学校の進度と合わせた内容なのですが、とは言えずれるんですよね。
中学生のタブレットではオープンカリキュラムになっています。オープンカリキュラムは中学3年分の単元が公開されています。ですので、学校の学習進度ぴったりに合わせて取り組むことができます。
また苦手な分野の振り返りや、先取りなどもできます。
実際の進め方として、数学や英語は先取りする形で進めて、それ以外の国語と理科と社会は復習形式で進めています。それもオープンカリキュラムだからこその進め方になります。
1教科から選択して受講することが可能
他の通信教育にはなかなかないZ会のメリットの一つに、1教科から選択して受講することができます。
実際のところ、今現在は全教科受講をしています。しかし、進めていく中で時間的な問題であったり、取り組む機会が減っている教科などは受講しないというのも一つだと思います。
特に中学生になると、数学や英語は塾で受講するから残りの国語や理科や社会だけ受講したいという方もいると思います。そういったことに対応できるのがZ会なのです。
我が家も中学1年生の4月から5教科受講をしますが、途中で変更する可能性もあると考えています。
実技4教科の対策もある
中学生になると主要教科以外の実技4教科の定期テストが実施されます。小学生時代にはなかった教科のテストになるので、対策が難しく感じる場合もあります。
Z会ではZ会学習アプリ配信される「実技4教科マスターBOOK」で、定期テストの対策できます。
★資料請求をするとZ会中学生コースの内容がよりわかります!
Z回中学生コース(Z会公式サイト)
Z会中学生コースのメリット
Z会中学生コースを実際に受講したからこそわかるメリットを解説します。
映像授業は塾並みの内容
口コミでも書きましたが、実際に始めてみてわかるのが映像授業の質の高さです。中学生になると学習内容も難しくなってきます。文章の説明だけではなかなか理解できないものもあります。実際に講師の先生が映像で解説して下さることで、理解度はかなり上がると感じます。
教える内容も理論をしっかり解説した上で、ちょっとしたテクニック的なことも解説してくれるので、本当に塾で習っているかのように感じます。
通塾を考えているけど、まだ具体的に決まっていないという方は、通塾するまでの間だけでもZ会で学習しておくのもおすすめだと思います。
添削問題が細かく設定されているので都度理解度を計れる
小学生のテキストコースとの大きな違いが添削問題です。
これまでは、1か月分の内容をまとめて回答して提出するというスタイルでした。しかし、中学生コースでは1か月の学習内容の中に数回添削問題があります。テストのような感覚で一気にまとめて取り組むのではなく、小さい単位で演習問題として取り組んで都度提出するようなスタイルになります。
ですので、理解度を細かく確認できます。タブレットコースはオンラインでの提出なので、添削して返却されるまでが早いです。
取り組んで、添削されものを確認して、苦手を強化するというサイクルを作りやすいです。
タブレットでもしっかりと書く問題も用意されている
タブレット学習となると、テキストと違って書く機会が減ってしまうと懸念される方もいらっしゃると思います。
しかし、Z会のタブレットコースではiPadに加えてデジタルペンシルが必要になります。そのペンシルを使って、英作文を書いたり、数学の文章題を解いたり、紙ですることと同様のことをデジタルで行うイメージになります。
より、紙に書いているのと近い感覚にするために、ペーパーライクフィルムを貼って使っています。紙に書くような感覚で書けるのでおすすめです。
Z会中学生コースのデメリット
Z会中学生コースを実際に受講したからこそわかるデメリットを解説します。デメリットの内容に共感できる場合は、他の通信教育なども視野に検討してみることもおすすめします。
難しい問題が多い
Z会に関してはどの学年でも同じことが言えるのかもしれませんが、難しい問題が多いのは間違いないです。
ハイレベルな問題にそれなりに取り組める学力があれば心配はありませんが、これからレベルを上げていきたいと考えている方にはおすすめはできないかもしれません。
継続できるようになる前に、難しくてやる気を失ってしまう可能性があります。
この問題は必須(基本問題など)だが、この問題は取り組まなくてもいい(応用・発展的な問題など)と切り分けることができたりするといいのかもしれません。
習慣化させるような仕掛けはないので自走できるまでが大変
Z会は難易度が高いのと同時にキャラクターなどを使って勉強を習慣化するための仕掛けなどはありません。そういったもので勉強の習慣化をしたいという方には全くおすすめできません。
シンプルに学習に特化していて、Z会がフィットするお子さんとそうでないお子さんで2極化すると思います。
そういった点も入会前に資料請求や、公式サイトのサンプルページなどでしっかり確認してみてください。
料金は高い
Z会の受講料金は正直に言うと高いです。5教科セット受講するとそれなりの価格になります。しっかり取り組めたら、全く高いわけではありませんが、なかなかそううまくいくかもわかりません。
最近では、東進オンライン学校やスタディサプリなどの低価格の映像授業系の通信教育が増えてきています。Z会の受講料金が高いと感じる場合は、これらを検討してみることも必要かと思います。
タブレットコースの使用端末はiPad
Z会中学生タブレットコースで使用する端末はiPadになります。すでにiPadをお持ちの方はいいですが、「iPad持ってないよ!」という方も大丈夫です。
Z会専用タブレット(第2世代)を購入することができます。キャンペーンが実施されている時は、5講座セット受講かつ12か月一括払いで実質0円になります。
お手持ちのiPadを使用される場合は、対応機種を公式サイトでご確認下さい。。
まずは資料請求!お試し教材が届きます
Z会を始める前に、ぜひ資料請求をすることをおすすめします。受講料金も決して安くはないですし、お子さんによって合う合わないがあるかもしれません。それを見極めるためにも資料請求は欠かせません。
資料請求をするとおためし教材が送付されます。実際のZ会の教材がどういったものかをお試しできると思います。
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Z会中学生向けコースの退会方法
Z会を始めるにあたって、いざ入会したものの何かちょっと違った。。。やっぱり退会したいと思ったときに、すんなり解約できるのかを知っておくことをとても大事です。
Z会のマイページから退会することが可能です。Web上で手続きが完了できます。
この記事のまとめ
Z会中学生向けコースはタブレットのみならずテキストでの学びも選択することができます。また、一教科から選択して受講できるのも他にはない特徴です。
部活動などで忙しい中学生活。自分の得意・不得意に合わせて必要な教科を学ぶことができるので、おすすめです。