通信教育もタブレット教材やオンライン授業などが溢れている中、紙教材を使いたいがそもそも紙教材ってどうなの?という疑問が湧きますよね。
紙教材のデメリット、メリット、紙教材をおすすめする理由、おすすめの紙教材の通信教育を解説していきたいと思います。
- 紙教材かタブレット教材どちらにすべきか迷っている方
- 紙教材で大丈夫なのか知りたい方
目 次
紙教材の通信教育のデメリット
場所取る、かさばる、管理が面倒
紙教材は物理的に場所を取ります。そして、かさばります。さらには、管理が面倒になってくる。ここはどうしてもタブレットにかなわないところではあります。
しかし、管理する能力も大切です。お子さんと一緒にどこにしまうのかなどを考えながら整理していくのもいいと思います。
あと大事なのは、使い終わった教材です。これをいつまで取っておくのか?です。その学年が終了後3か月経過したら全て廃棄するなど決めておけば大丈夫です。そうそうることで、永遠に溜まっていくことはありません。
丸つけをしないといけない
紙教材となると必ず必要なのが丸つけです。学校の宿題でする丸つけが大変!!と思っている方にとっては、なかなかつらいものがありますよね。
この丸つけも親がしなければいけないことではありません。低学年は子供自身で丸つけをするのはまだ難しいかもしれませんが、学年が上がると子供自身で丸つけもできるようになります。
そして、自分で丸つけをすることで、自分の苦手を知ることができます。これがとても大事です。
図形問題などはタブレットにはかなわない
タブレットの最大のメリットは、立体のものを扱う時にはイメージしやすくなります。紙だと感覚的わかりにくいものもあります。
しかし、もっとわかりやすいものは、そのもの自体を用意することです。立体の問題ならば積み木などをつかったり、展開図を扱う問題ならマグフォーマーなどを使うことです。
進捗管理がしにくい
紙教材はどこまでやったのかがわかりにくいです。都度都度教材を開いてどこをやったのかを確認しなければいけません。
その点、タブレットはどこをやったのかが一目でわかり管理がしやすいです。
紙教材の通信教育のメリット
ネット環境のことなどを気にしなくてもいい
タブレット学習になるとネット環境やタブレットの動作状況などの管理などが必要になってきます。一旦故障などがおきてしまうと、そこで学習がストップしてしまいます。
その点、紙教材の通信教育ならば、そういった心配なくいつでも取り組むことができます。
記述問題など書く力が向上する
紙教材の通信教育をしていて一番感じることは、書く力の向上です。タブレット教材だと、どうしても選択式の問題に偏りがちですが、紙教材だと記述の問題や、ちょっとした作文のような問題などもあります。
特に書くことは、継続的に取り組むことで力がついていくと思います。
理解しようとする力が身につく
タブレット学習は理解を補助する側面があると思います。学習する上でとても効果的ですが、全てそれになると、理解しようとする力が身に付きにくくなると思います。
紙教材だと、自分自身で理解していかなければいけないので、粘り強理解しようとする力が身に付きます。
今の入試は紙
何といっても、今の入試が紙であるということです。高校入試にしろ大学入試にしろ、今の子供が受験する時に全てがオンライン入試などになっていることは考えにくいです。紙での入試、記述論述などはあると思います。
それに対応しようとすると紙教材というものが大切だと思います。
紙教材の通信教育をおすすめする理由
紙教材の通信教育のメリットでも書きましたが、紙教材だと理解しようとする力や書く力が向上するように思います。
そういう所こそ面倒だと考える方もいらっしゃると思います。ただ、入試などが紙などで行われている以上しっかり考え記述する力は求められます。
紙教材の通信教育のおすすめ一覧
進研ゼミ小学講座

昔からある通信教育と言えば進研ゼミ。チャレンジタッチが有名ですが、紙教材で学習を進めるコースは今でもあります。
子供が学習するようになるしかけや、理解できるように工夫を重ねています。そして、受講料がとってもリーズナブル。
Z会小学生コース

良質な問題で有名なZ会小学生コースの紙教材です。ハイレベルとスタンダードなどのコースを選択できたり、小学3年生からは中学受験コースもあります。
教科書のレベルより少し難しいものに取り組みたいお子さんなどは特におすすめです。
