今や中学受験をする子供の割合は全国では10に1人、東京ではなんと4人に1人と言われています。
中学受験する子供が増えている中、受験をしない子供はどの程度勉強が必要なのか?必要ないのか?と悩まれていませんか。
私自身も中学受験しないのに、どういったスタンスで息子に勉強をさせればいいのかずっと悩んでいました。
ある時、”中学受験はしないけど高校受験はする”ということに気づき、そこを見据えた取り組みをするようにしました。
この記事では、取り組みが難しく私自身も絶賛試行錯誤中の国語について書いていきます。
私自身の取り組みなので、絶対に正解ではないです。どうするのがいいのかを迷っていらっしゃる方への参考程度になればと思います。
目 次
読解力の基礎固めにはふくしま式一択
国語が苦手!と言ってしまう理由の一つは読解問題が思うように解けないことだと思います。そうなると、家庭学習として読解問題の問題集を買ってきて取り組むというパターンが多いと思います。
しかし、読解力を解くための基礎力を先に身につけないといけません。そのために取り組んでいるのが『ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集』です。
実は、国語は論理的な教科なんです。そのための力をつけるトレーニングのためのテキストになります。
中学受験はしないけど文法には力をいれています!サイパーが最強
次に力を入れているポイントが、文法です。小学校の授業ではそこまで細かく取り組まないとは思います。
長文読解する際に、文法が助けてくれる部分が大きいと思います。
我が家で取り入れているのは、サイパーシリーズです。これは、ぜひぜひおすすめしたいです。
国語のシリーズでも、たくさん種類があります。実際に取り組んだものが下に列挙するものです。
- 指示語の特訓 上
- 主語・述語専科
- 修飾・被修飾専科
- 要約の特訓
これらの問題は、体に染み込ませるようにテンポよく取り組む問題集として位置付けています。
語彙を増やすためにやっていること
国語の勉強と言えば、ついついいきなり長文読解問題に取り組むことってありませんか?しかし、学校で学習してくるレベルではなかなか難しいことも多いと思います。
小学生のうちは基礎力に徹底する!という気持ち語彙を増やすことに力を入れています。
何でもいいから好きな本を見つけて読む
国語の強化=”読書”と言う方が多いですよね。本当にそうだと思います。しかし、多くの親の悩みとして、子供が率先して読書をしないということだと思います。
これを強制するのはかなりの難題です。しかもこの本というものが、字だけの本であると勝手に決めていませんか?
私は、なんでもOKということにしました!
今現在、息子はサバイバルシリーズが大好きです。とにかく時間があれば、繰り返し読んでいます。
実際に語彙が増えるのかというと、本からしか得られないような語彙を話す時があります。私との会話では得られない語彙をです。
好きな本というのは、いくらでも読むということです。マンガでもOKなのではないでしょうか。とにかく集中して繰り返し読む本を見つけてみて下さい!
会話を大切にする
一つ目は本読書から語彙を増やすでした。二つ目は、日常の会話で語彙を増やすです。
親子でどんな会話をしているかで、溜まっていく語彙のストックは変わってくると思います。
何も意識せず会話をしてしまうと、早々に語彙数は頭打ちすると思います。なので、親が意識することが必要かと思います。
特に低学年の子供なんかは、会話する時に自分勝手に話をしてしまいがちです。親子であれば、子供がおそらくこういうことを言いたいと推測がつくと思います。それをスルーしてしまうと、永遠にそういった話方になると思います。
そういう場合は、子供が言おうとしたことをさりげなく文を組み立て直して繰り返すようにしています。日常の会話なので、指摘をしてしまうと会話がなくなってしまっては逆効果になるので、さりげなくです。
わからない言葉が出てきたら辞書で引く
三つ目は、どこかから仕入れてきたわからない言葉。これは辞書を引かせます。
息子は、幼稚園の年長くらいから辞書引き学習というのを取り入れていたので、辞書を引くこと自体がそこまで苦ではないのかもしれません。
”辞書を引く”という行為は、慣れてないとなかなか面倒くさい作業になると思います。
まだ小さいお子さんであれば、ゆっくり習慣づけていくのがいいかと思います。小学校の中学年以降になるとこれを習慣づけるのはなかなか難しいかもしれません。
そういう時は、無理はしない方がいいかもしれません。やり方はいくらでもあると思います!
特別な先取りはしていないけど、できる限り漢字に触れる機会は設けておく
国語でとても大切な要素が、漢字だと思います。積極的に先取りをして、漢検なども受験してる方もたくさんいらっしゃると思います。
しかし、息子との取り組みでは漢字は出遅れております。全く先取りなどはしていません。
ただ、いざ漢字を習った時に覚える速度が上がるように、普段から漢字に抵抗を感じさせないようには心がけています。
ちびまる子ちゃんの四字熟語教室やちびまる子ちゃんの読めるとたのしい難読漢字教室などはおすすめです。
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この記事のまとめ
中学受験しない息子の国語の学習について書いてきました。
これと言った取り組みではないかもしれません。ただ、国語はそのくらいでいいのかとも思っています。
無理矢理、読解問題を取り組んだりするよりも今は基礎力をつけることに力を注いでいます。
我が家のスタイルということで書かせて頂きました。どなたかの参考になれば幸いです。