どれだけ学習したかで差が出やすい漢字。特に小学2年生は1年生の時と比べると、漢字の量も増え、内容も難しくなります。
高学年になる前に、しっかりと漢字学習を定着させて学習習慣をつけることをおすすめします。
小学2年生の漢字は1年生とくらべるとぐっと増える
下記に学年別の学習する漢字の数を表にしました(文部科学省学習指導要領より2020年3月現在)。
この表で注目してもらいたいのは、前学年よりどれだけ漢字が増えるかという点です。高学年になると約200字になります。
それ以外の低学年は漢字の数としては少ないですが、前学年からの漢字の数が増加が大きいです。特に、1年生から2年生と2年生から3年生。この間の増加率が高いです。
学年 | 漢字の数 |
小学1年生 | 80字 |
小学2年生 | 160字 |
小学3年生 | 200字 |
小学4年生 | 200字 |
小学5年生 | 185字 |
小学6年生 | 181字 |
つまり、低学年ほどしっかり漢字に対応しておく必要があるということです!
漢字の数がぐっと増えることと、国語の授業で漢字以外の内容も重要になってくることで、漢字に費やす時間が減っていることもあると思います。
しっかり取り組む子はしっかりついていけるし、取り組まない子はどんどん置いていかれるように感じました。
油断すると2年生で漢字の学習習慣が崩壊する可能性もあります。さらには、低学年でどれだけ漢字の学習習慣をつけることで、高学年に耐えうるかが決まると思います。
小学2年生の漢字をさぼるとその先で差が広がる
小学1年生は前半にひらがなや漢字を学習し、2学期頃から漢字の学習が始まるので、丸1年かけて漢字を学習するというわけではありませんが、小学1年生の漢字は簡単です。
それと比べて、2年生からは漢字が倍に増え、1年生の単純な漢字ばかりとはいきません。
息子もそうでしたが、1年生は初めて習う漢字や漢字テストを張り切るものです。しかし、2年生になると慣れが生じ、漢字テストの点数も悪くなります。
それを放置すると取り返しがつかなくなります。息子にした対策です。
- 漢字の宿題が出た時は、必ずミニテストを自宅で行う。
- 漢字テストが返却された場合は、間違ってる箇所を練習する。
ごくごく当たり前のような内容ですが、こういうことをやるかやらないかでは差が出ることを身をもって感じました。
他に取り組んだ内容としては、無料のプリントサイトのちびむすドリルです。ここにある漢字プリントを活用したり、市販のドリルを活用したりもしました。
漢字の問題に取り組んでいて、わからない部分は必ず漢字辞典を引くようにしています。わからない時にどうやって解決したらいいかを習慣づけることも大切だと思います。
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