小学生のお子さんの取り組んでいる通信教育。始めたもののなかなか続かないということありませんか?
我が家の小学生の息子も何年も同じ通信教育を受講していますが、一時なかなかうまく取り組めない時がありました。
その時行った工夫をシェアしたいと思います。今では、無理なく淡々と続けています。
目 次
小学生の通信教育が続かない理由
息子が同じ通信教育を6年ほど続けています。その過程で、続かない理由というのが見えてきました。その理由を解説していきます。
習慣づけができない
通信教育を受講する際に大切なことは、習慣にすることです。塾や公文と言った通学するものは、行かなければいけないという強制力のようなものがあるので、嫌でも受講することができると思います。
通信教育は、受講している本人の取り組もうという意思が重要になってきます。取り組むことを習慣づけすることが、なかなか難しいと思います。
それがなかなか続かない理由の一つだと思います。
忙しくて時間がない
通信教育は家で取り組めるので気軽に始めやすいというのもメリットの一つだと思います。
しかし、始めたものの意外に時間を取る事が難しかったということがあります。
通信教育と言っても、学年によってはなかなかのボリュームだったりすることもあります。学校の宿題も増えてきたり、習い事もあって、通信教育まで手が回らないという状況になることもあります。
そうなってくると、そのまま放置されていってしまいます。
難易度がお子さんに合っていない
通信教育によって難易度が異なります。始める前にお試し教材などでどんなレベルの内容かを確認したりすると思います。
しかし、実際に始めてみないとわからないこともあります。
始めてみて、難易度がお子さんに合っていないということもあります。少し難しくて、続けられないということもあるかと思います。
もしそういう場合は、一度退会してしまうか、レベル変更ができるのであればそうしてみることをおすすめします。
我が家が実践している通信教育を続けるコツ
我が家の小学生の息子は幼稚園の頃から同じ通信教育を続けてきています。小学生にあがってからは、思うように学習が進まない時もありました。
そんな中で試行錯誤しながらも、続けています。続けるために行っている工夫をシェアできたらと思います。
毎日キッチリやろうとしない
通信教育によって毎日取り組むことを推奨していたり、週何回か取り組むことを推奨していたりすると思います。
しかし、通信教育を家庭学習として取り組むことで、毎日することを基本としてしまっている場合があります。
息子が取り組む際に、1日の分量を増やさずに毎日取り組むようにスケジュールを立てている時がありました。
このやり方で問題なく取り組めたら問題ないです。但し、毎日やることが義務的になるようであれば、息抜きの日を作ったり、週2、3回だけ取り組むようにしたりするのもおすすめです。
毎日しなければならない!という思いが強ければ強いほど、義務的になってしまって嫌になってしまうことがあります。
順番通りにやらない
通信教育に限らず市販の問題集でも同じことが言えるのですが、順番通りにやらなくてもいいと思います。
通信教育も必ず学校の教科書と同じペースであるとも限りません。その時に、力を入れたい教科や、復習として取り組んでおきたい教科が異なると思います。
その時その時で取り組むべきものを選ぶことがおすすめです。
全てをやり遂げなくてもOK
通信教育は月毎に教材が配布されることが多いと思います。ついつい、その月中に終わらせなければ!という思いが強くなると思います。
学校の教科書のペースによってはまだ習っていないものであったら、その時まで置いておいてもいいのではないでしょうか。
そもそも取り組まなくてもしっかり理解ができいる単元などはやらなくてもいいのではないでしょうか。
お金を払っている以上、全てしっかり取り組んで欲しい!という思いが強くなりますが、十分理解ができていてやる必要がないところまで無理に取り組む必要はないと思います。
その時間は、別の興味のあることに力を注ぐことがいいのではないでしょうか。
通信教育が続かない場合にどうすればいいの?
いざ通信教育を始めたものの、なかなか続かない。そういった時は、ずるずる同じものを続けるのではなく、対策をすることが大切です。
紙教材の場合はタブレットに変更してみる
取り組む通信教育にもよりますが、もし紙教材で取り組んでいる場合は、タブレット教材に変更してみてはいかがでしょうか。
タブレット教材は、子供が取り組みやすい仕掛けがあります。紙教材の方がいいのではないか?という思いがあったとしても、楽しんで取り組めることが大切です。
難易度が合っていない場合は見直しも
続かない理由が難しいという場合は、躊躇なくコースを変更したり、通信教育自体を変更することをおすすめします。
難しいと感じながら続けることは苦痛です。難しいと感じてしまう内容を自宅で通信教育で取り組むのはおすすめできません。
分量が少ないものに変更
受講している通信教育の量が多すぎて、義務的になってしまっている場合は、分量が少ないものに変更してみるのもおすすめです。
1日10分であれば取り組めるという場合もあると思います。
どれだけ評判のいい通信教育であっても、お子さんそれぞれに合う合わないがあると思います。
この記事のまとめ
小学生の通信教育を続けることはなかなか難しいと思います。目の前に受験などがある中学生などと違って、どこにゴール設定をするかが難しかったりもします。
その中で、日々の学習として取り組むためにはちょっとした工夫も必要かと思います。
自宅で取り組むものなので、無理せず気持ちよく取り組むことが大切です。