数ある習い事の中で、注目されつつある習い事がサイエンス系の習い事です。小学生向けの理科実験教室といった呼ばれ方もします。
理科に興味のあるお子さんにはとてもおすすめな習いごとです。教室によっては、未就学のお子さんから通えるものもあります。
各教室の授業時間・内容・月謝などを解説していきたいと思います。
目 次
小学生の理科実験教室おすすめ3選
おすすめしたい理科実験教室を解説していきます。
栄光サイエンスラボ
栄光ゼミナールが運営する理科実験教室栄光サイエンスラボです。関東圏のみの理科実験教室になります。
PDCAサイクルに沿った授業の進め方で、子供達がそれぞれ考え、予想し、実験を行います。先生も1クラスに2,3人で細かく丁寧に教えてくれます。
年に2回子供サイエンス学会が開催され、それまで学んだことを各自発表する機会があります。自分で資料を作り、前に出て発表します。プレゼンをする力も身に付きます。
教室所在地 | 東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県 |
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月謝・入会金 | 入会セット購入費:11,000円(入会時) 教材費:4,400円(年1回進級時) 維持費:1,320円(毎月) 月謝:学年により異なる 5,500円(幼児)~13,200円(小学5・6年生) |
授業時間・回数 | 月2回 1回90分 幼児は月1回60分 中学受験コースは月1回90分 |
授業形態 | 少人数定員制 |
学研の科学教室ぷらす
学研教室で開催される科学教室ぷらすです。単発講座なので、受講しやすいことがポイントです。
1回あたり1,650円ととてもリーズナブル。一方で、小学生一斉指導になるので、学年別で実施する実験教室と違って学びのイベントの要素が強いかもしれません。
講座の内容は、科学のチカラを使ったマジックをテーマに子供が興味を持ちやすい内容になっています。
教室所在地 | 各学研教室にて開催 詳しい教室所在地は公式サイトへ |
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月謝・入会金 | 1回:1.650円 入会費:無料 |
授業時間・回数 | 1回90分程度 |
授業形態 | 小学生一斉指導 |
サイエンス倶楽部
関東圏(東京・千葉・神奈川・埼玉)にある科学実験教室のサイエンス倶楽部です。
年中・年長から中学3年生まで各学年ごとにクラス設置されています。
サイエンス倶楽部では「自分でやる」ということを大切にし、講師が手取り足取り教えるのではなく、子供自身が主体的に考え行動し、心を弾ませることを促します。
教室所在地 | 東京・千葉・神奈川・埼玉の15教室 |
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月謝・入会金 | 入会金:20,000円(入会時) 月謝:8,100円~15,200円(学年により異なる) |
授業時間・回数 | 月1~2回(小学2,3年生のみ月2回) 1回120分~180分(学年により異なる) |
授業形態 | 1クラス定員15名 |
小学生の理科実験教室に通う上での注意点
理科実験教室を検討されている方へ、教室を探す上での注意点を解説します。
月謝が高い
理科実験教室は、他の習い事と比べると月謝が高いです。月額で1万円を超えている教室がほとんどです。
とりあえず始めてみよう!という気持ちになりにくい金額ではあると思います。
最初は、夏休みなどの長期休暇だけの単発教室などでどういった雰囲気かを確認してから始めてみてもいいかもしれません。
月の通う日数が少ない
実験教室のほとんどが月に1,2回というところが多いです。
習い事にしっかり通ってほしい!という親御さんの思いがある場合は、それに向いていない習い事かもしれません。
開催している教室数がまだまだ少ない
最近は、理科実験教室も増えてきましたが、それでもまだまだ少ないかもしれません。
通ってみたい!と思っても、近くにないというケースもあると思います。実験教室はプログラミング教室と違ってオンラインという授業形式がありません。
お近くにあるかどうかをしっかり確認してみる必要があります。
理科実験教室で学べることをまとめました!
息子が実際に理科実験教室に通っています。その中で感じた実験教室で学べることをまとめてみました。
身近にある出来事と科学がリンクしていること
理科科学の実験は日常とは別のものとおもわれがちですが、身近なこととリンクをしていることがほとんどです。
法則の名前だけを言われてもピンとこないけど、日常にあることを絡めて説明すると急に理解がしやすくなると思います。
そういったことを一緒に説明しながら実験を行うので、科学が遠いところにあるのではなく日常に起きていることへの理解を深めることだとわかります。
先々学ぶ理科の知識
理科実験教室の多くは厳密に学年を区切っていないところが多いと思います。小学校低学年でも高度な内容に思えるようなことも出てくることもあります。
ただ、高度な内容をみっちり叩き込むというより、種まきのような状態だと思います。ここでやった実験がのちのち学校の授業で出てきた時に、より一層の理解
想像する力
理科の実験では、結果がどのようになるのかを予想します。その時、何も気にせず自由に発言でき、想像する力がついてきます。
どうしても学校だと『正解を言わないといけない』という呪縛に捉われがちですが、そういった子供それぞれの発言を大切にしてくれるように感じます。
情報を整理して記述する力
行う実験を経過を記録したり、結果を書いたり、考察したりするレポートを書く教室もあります。
学校ではなかなかそこまで細かく教えてもらうことがないのですが、そういったものの書き方なども学べると思います。
中学受験に対応した内容
教室によっては、中学受験に対応したクラスがある場合があります。中学受験の理科で出てくる内容を机上で勉強してもイメージが捉えづらいという場合におすすめです。
小学生の理科実験教室のまとめ
理科の実験教室は昔に比べると増えつつあります。理科や科学に興味のあるお子さんにとってはうってつけの習い事だと思います。
通い始めたことでより一層の興味が湧いてくることもあると思います。
まずは、体験教室や単発教室などで雰囲気だけでも感じてみてはどうでしょうか。
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