- 辞書引き学習を始めたいがどのように始めたらいいか知りたい
- 子供が使えるおすすめの国語辞典が知りたい
目 次
辞書引き学習って何?
「辞書引き学習法」とは、主に、「国語辞典」を活用して学ぶ学習法と「漢字辞典」を活用して学ぶ学習法をさす。
辞書引き学習は元立命館小学校教頭の深谷圭介先生が発案した学習方法です。子供が日常生活で問う「○○って何?」という疑問を、自ら辞書を引いて調べて解決する学習方法になります。
なぜ辞書引き学習をおすすめするのか?
実際に辞書引き学習をしたことで感じる子供の変化がありました。
- 調べることが習慣化される
- 自己解決能力が高まる
辞書引き学習を取り入れると、いつのまにか辞書を引くことが当たり前のことになっていきます。最初は国語辞典から始まりますが、漢字辞典、図鑑など調べられるもの全てに定着してくるように思います。
わからないことを自分で調べて解決することで自己解決能力も高まっているように思います。それは、辞書を引くだけでなく、日常生活で起こるアクシデントにもつながるように感じます。
辞書引き学習のやり方と始める時の工夫
辞書引き学習の詳しいやり方は、深谷圭介先生の辞書引き学習サイトに掲載されています。4ステップでやり方の説明が書かれています。
手順だけを見るととても簡単なように思います。しかし、これまで辞書に馴染みのない子が、辞書を使って”調べる”というところに至るのが難しいと思います。
実際に、辞書引き学習を取り入れた時に行った工夫などを説明していきたいと思います。
調べるきっかけが大切
辞書引きを始める時に、いきなり辞書引き学習を始めます!という感じでスタートすると抵抗感が強くなるかもしれません。
おすすめは、日常生活で子供の興味のある活動や子供の興味のあるアニメを見てる時でもいいと思います。そういう時に必ず子供は「〇〇って何?」という質問がする時があると思います。
それが絶好のチャンスです!すかさず辞書を持ってきて調べます。
自分の興味のあることで湧いてきた疑問を辞書を使って解決できた!ということがポイントになると思います。
辞書の使い方に慣れるための工夫
辞書引き学習を始める時の最大の壁が、”辞書の引き方に慣れること”です。辞書を引くことは、子供にとって難易度の高いことです。
- 最初は、親が調べているところを見せる。
- 親が調べつつ、子供にもそれとなく場所を探させる。
- 子供が主体になって調べる。わからなかったらすかさずフォローする。
上に書いた手順を繰り返すことで、次第に辞書を引くことに慣れてきました。今ではわからない言葉があると、すかさず国語辞典を引いて調べています。
どんな国語辞典がおすすめ?
↓子供用や小学生用の国語辞典は各社から様々なものが出版されています。息子が使っている辞書は、新レインボーはじめて国語辞典です。
初めて使う国語辞典なので、子供が好きなキャラクターや絵がカラフルであるものを選びました。特に未就学児の時点で辞書引きを始める場合は、この辞書がおすすめです。
↓小学1年生以降で辞書引きを開始するという場合は、学研レインボーシリーズに小学生向けの国語辞典がおすすめです。年齢が上がってくるとミッキーの辞書ではカバーできない言葉がでてきます。
新レインボー小学国語辞典 小型版 オールカラー / 金田一春彦 【辞書・辞典】
辞書引き学習に慣れてきたら文字を読む機会を増やす
辞書引き学習をすることで語彙が増えてきます。そこで大切なことは、文章を読む機会を増やすこと。
自分の好きな文章を読むことも大事ですが、そうではないものに触れる機会もあるとなおいいです。そんな時におすすめなのが、読売KODOMO新聞です。
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