よみとく10分で読めるシリーズをご存知でようか。学研が販売している小学生向けの本になります。
読書習慣がないお子さんにもおすすめできる本です。ジャンルも複数あり、学年ごとに分けられているので、年齢に沿った内容のものを無理なく読むことができます。
我が家の息子も実際に読んでいるこのシリーズ。口コミも含めて解説していきたいと思います。
目 次
10分で読めるシリーズってどんな本?
よみとく10分シリーズは学研が販売している小学生向けの読書本になります。
最大のポイントは、「10分で読める」ことです。あまり読書が得意でないお子さんでも、10分で読めるボリュームに凝縮されていれば、何とか読み切れるのではないでしょうか。
シリーズには、日本のお話、世界のお話、名作、伝記などがあります。また、科学のぎもんや生活のぎもんというりしーずもあり、子供の興味のある内容がラインナップされています。
さらに、各シリーズを学年ごとに販売されているので、年齢に合わせた内容で読むことができるのです。
10分で読めるシリーズの内容を具体的に見ていきましょう!
10分で読めるシリーズの各ラインナップを紹介していきたいと思います。
10分で読めるお話
「10分で読めるお話」は、その学年に適したお話はもちろん詩なども収録されています。3年生には、「ふしぎなバイオリン」、「へびの王子のおくりもの」など12作品が収録されています。
学校の国語の教科書の延長のような位置づけになるかもしれません。学校で学ぶ内容をより深めていきたい方におすすめです。
10分で読めるお話 3年生 (よみとく10分) [ 岡信子 ]
10分で読める名作
「10分で読める名作」は、日本と世界の名作や古典、楽しいお話、詩なども収録されています。6年生には、「玉虫厨子の物語」、「お父さんのカッパ落語」など13作品が収録されています。
忙しい小学6年生でも10分で読めるとなれば、ちょっとした時間の読書をすることができます。また、中学入試や模試などにも採用されているお話も収録されているのでおすすめです。
10分で読める名作 6年生 (よみとく10分) [ 木暮正夫 ]
10分で読める物語
「10分で読める物語」は、その学年に適した物語が収録されています。1年生には、「こぐまさんのかんがえちがい」、「けちくらべ」など14作品が収録されています。
収録されている内容は国語の先生が選んだ物語になっています。10分で読めるので、読み慣れていないお子さんでも読書をする達成感を得ることができると思います。
10分で読める物語 1年生 (よみとく10分) [ 青木伸生 ]
10分で読める伝記
「10分で読める伝記」は、その学年に合わせた偉人などの伝記が収録されています。2年生には、「エジソン」、「レントゲン」など12人の伝記が収録されています。
低学年では、誰もが知っている偉人が収録されているので、子供でも無理なく読めると思います。さらに、実際の話になるのでイメージが湧きやすく読書が苦手なお子さんには特におすすめです。
10分で読める伝記 2年生 (よみとく10分) [ 塩谷京子 ]
なぜ?どうして?科学のお話
「なぜ?どうして?科学のお話」は、その学年に合わせた科学に関する内容が収録されています。4年生には、「片足立ちでバランス実験」、「あっという間にポテトチップに?電子レンジでパリパリ実験」など45話収録されています。
なかなか読書が進まないというお子さんには、こういった内容から入るのがおすすめです。時代の違うお話やファンタジーのお話だとなかなかイメージがつかないので、読み進めるのが難しく感じる時があります。一方、こういった科学のお話だと身近でイメージが湧くので興味も持ちやすいと思います。
なぜ?どうして?科学のお話4年生 (よみとく10分) [ 大山光晴 ]
なぜ?どうして?身近なぎもん
「なぜ?どうして?身近なぎもん」は、その学年に合わせた身近に感じるぎもんについての内容が収録されています。3年生には、「ジェットコースターは、回転しても落ちないの?」、「横断歩道は、どうしてしましまなの?」など42話収録されています。
科学のお話同様に、なかなか読書が進まないというお子さんにはおすすめです。なぜ?どうして?のQ&Aになるので、お話を読んでいるというよりも疑問に答えてもらっているような感じです。
なぜ?どうして? 身近なぎもん3年生 (よみとく10分) [ 三田大樹 ]
なぜ?どうして?科学のぎもん
「なぜ?どうして?科学のぎもん」は、1年生と2年生に向けた科学のぎもんについての内容が収録されています。2年生には、「海の水はどうしてなくならないの?」、「どうして太ることがあるの?」など104話収録されています。
104話とたくさんの内容が収録されているので、本に親しむにはおすすめです。
なぜ?どうして?科学のぎもん2年生 (よみとく10分) [ 森本信也 ]
10分で読めるシリーズを読んでみた我が家の口コミ
我が家の息子も10分で読めるシリーズを読んでいます。実際に読んでみたからわかる我が家の口コミです。
興味をもつためのきっかけになる本
10分で読めるシリーズのいいところは、興味ついいきっかけになる点です。特に伝記は、学年に合わせた文章表現で偉人のお話が収録されています。
どんなことをした人か知らなかったところから、こういう人なんだ!という段階になります。
意外にに身近なものを発明している人だったりと、近く感じるとさらに興味が湧いてきます。その先に、その人だけの1冊の伝記の本に繋がっていけばいいのではないでしょうか。
小学生の読み聞かせ本としてもおすすめ
読書が苦手なお子さんには、読み聞かせとしてもおすすめです。実際に我が家の息子にも読み聞かせをすることもあります。
10分なので、読む親にとっても負担になりません。私が読んでいても、「へ~~」と思う内容があったりするので、おもしろいですよ。
読み聞かせは絵本を読む幼児の頃だけと思われる方が多いですが、小学生でも全然構わないと思います。それで本に親しむことができるのならばいいじゃないでしょうか!
10分で読めるシリーズのまとめ
10分で読めるシリーズについて書いてきました。我が家の息子も読書がそこまで好きなタイプではありません。
いきなりボリュームのあるものや、興味のないものを読ませてしまうと逆に読書嫌いになると思います。
本人が無理なく興味のあるものを自分のペースで読むというのが大切だと思います。そういう時に、このシリーズがとてもおすすめです。